おもてなし

磨き抜かれた想いの流儀

お迎えする方の「心地よさ」だけを
一心に考え、さりげなく趣向を凝らす。
日本古来のおもてなし、
その流儀は決して
華美なものではありません。
時にはあまりに奥ゆかしく、
お客様に意識されない
「もの」や「こと」も…
けれどもその余韻は、
洗練された香のように、
美しい記憶として心に薫り続けます。

気持ちのかたち

例えば和室の入出時に、左右の手をしなやかに使いこなし、襖を静かにすべらせる。ひとつひとつの所作をていねいに行うことから、お客様に対するおもてなしは始まっています。茶道や弓道の「型」にも通じる、行動の美。それは、人、場所、時に対する敬意の表れです。

hospitality-hospitality-1-1 hospitality-hospitality-1-2 hospitality-hospitality-1-3

季節の彩り

咲き誇る花、流れる水、燃える紅葉、純白の雪。季節の表情を、掛け軸や生け花に取り入れ、衣裳や器、料理にまで映しとることで、その時期の風情をよりあざやかに印象付ける。四季の変化を愛で、自然の移ろいを慈しむ日本人の美意識が、集いの空間を美しく彩ります。

hospitality-hospitality-2-1 hospitality-hospitality-2-2 hospitality-hospitality-2-3

幸せの模様

衣裳や器に散りばめた文様の中には、「良きこと」を願う伝統の意匠がたくさんあります。鶴亀や宝箱などの具象から、永遠(唐草)、魔除け(籠目)、富(七宝)などの抽象まで、機会にふさわしい文様を選ぶ…準備の時からお客様を思うことが、おもてなしの質を高めます。

hospitality-hospitality-3-1 hospitality-hospitality-3-2 hospitality-hospitality-3-3

まごころの言葉

世界の言語の中でも、日本語は相手に敬意を示す表現が非常に豊かだと言われます。敬いの気持ち、謙譲の思い、ていねいさを貫く姿勢…関係性や場面に応じて「言葉」を細やかに使い分けることも、気持ちのよい時間を過ごしていただくための心尽くしです。

hospitality-hospitality-4-1 hospitality-hospitality-4-2 hospitality-hospitality-4-3